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2018.09.12

本館「ウルグアイ東方共和国独立記念日」祝賀コンサートを開催しました

民音 ウルグアイ レクチャーコンサート
ウルグアイ東方共和国独立記念日を祝賀するコンサートが、9月4日(火)民音文化センターにて当協会と駐日ウルグアイ大使館の共催で開催されました。

公演の冒頭、駐日ウルグアイ大使館のセサル・フェレール大使(H.E.Mr.César FERRER) が舞台に立たれ、「本日は、ウルグアイ日系移民110周年と、日本とウルグアイの国交樹立97周年を記念した、両国の深い友情を祝う日です。ここ東京の地で、皆様とともにウルグアイ音楽でお祝いできるのは、ウルグアイの素晴らしいアーティスト、そして、民音の寛大なご支援のおかげです」と挨拶。

続いて、外務省中南米局長の中前隆博氏が「地理的に最も遠い国である日本とウルグアイは、長い間友好関係を築いており、現在、両国は国際的にも重要なパートナーとなり、世界が抱える多くの問題に協力してきました。また、ウルグアイは、2011年3月の東日本大震災の時に、日本を支援してくれた国の一つです。私達はその恩を忘れることはありません」と、両国の友好関係の歴史に言及。

最後に当協会の伊藤代表理事が、多くのご来賓をお迎えして、本公演を開催できたことへの感謝の意を表しました。

挨拶に続き、本年の東京音楽コンクール木管部門において第1位に輝いた、クラリネット奏者へルヴァシオ・タラゴナ氏と、その兄でありギタリストのマルティン・タラゴナ氏。世界中の音楽家との共演経験を持つ、ウルグアイの伝説的鍵盤奏者・作曲家のウーゴ・ファトルーソ氏が演奏を披露。3人の鬼気迫る緊張感に満ちた演奏に、観客一同ひき込まれ、会場全体が高揚感に包まれた圧巻のステージとなりました。

特に、ウルグアイの作曲家G.マトス・ロドリゲス(1897-1948)が作曲した、タンゴの名曲「ラ・クンパルシータ」では、会場の盛り上がりが最高潮に達し、万雷の拍手の中、公演の幕が下りました。

本公演には13か国の特命全権大使と3か国の臨時代理大使を含む、20か国の大使及び大使館関係者が来場しました。

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