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2017.11.14

西日本館文化講演会「小泉文夫が遺したもの」を開催しました

民音音楽博物館では、11月4日(土)午後2時より、関西国際文化センター コスモホールにて「小泉文夫が遺したもの」と題し、文化講演会を開催しました。

本年、生誕90年を迎える世界的な民族音楽学者・小泉文夫のもとで学ばれた東海大学名誉教授の小柴はるみ氏が、小泉文夫の功績や民族音楽の魅力を、開催中の企画展「小泉文夫とシルクロードの音楽」展とも関連付けながら紹介。同じく小泉門下でインドの民族楽器・ヴィーナ奏者の的場裕子氏が、解説を交えながら演奏を披露。小泉氏が留学時に学んだインド音楽に触れる機会ともなりました。

人々の目が西洋音楽に向かう中で、世界各地の民族に伝わる音楽に小泉氏自身が感動し、楽しみを見い出しながら研究を進め、後継の人材を育てて来た様子をエピソードを交えて語られる内容に、参加者からは「小泉先生の『人間にとって音楽とは何なのか』との言葉に深い意味を感じた」「小泉文夫の素晴らしさを再認識した」「ヴィーナの音色に感激した」など多くの感動の声が寄せられました。

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