「アフリカ」といえば、イコール「太鼓王国」と思われるかもしれません。もちろんジェンベなど太鼓はアフリカを代表する楽器ですが、バラフォンなど音階を持った楽器も発達し他の大陸にも影響を与えてきました。今回は「人類の起源」アフリカの楽器に焦点を当て、実演や歌を交えて紹介します。
講師は昨年12月の講演会で好評を博した若林氏。約900種類の民族楽器を演奏、修理、復元製作し、楽器を知り尽くした氏ならではのユニークで分かりやすいトークに、是非ご期待ください。
【日程】
2016年6月11日(土)14:00開会
【会場】
関西国際文化センター6F コスモホール
【講師】
若林忠宏氏(民族音楽研究・演奏家)
【参加費】
無料(事前申込が必要)
【参加申込方法】
往復はがきの「往信用」裏面に①氏名(代表者)②郵便番号③住所④電話番号⑤人数(1通につき2名様まで。未就学児童は入場不可。表記のない場合は1名とします)を明記。「返信用」の表にも住所、氏名を記入の上、下記までお申込みください。
5月18日(水)当日消印有効(応募多数の場合は抽選の上、当否を返信はがきで連絡します)
〒651-0083 神戸市中央区浜辺通6-3-16 関西国際文化センター3F
民音音楽博物館 「6月 文化講演会」HP係
【お問い合わせ】
民音音楽博物館 西日本館 078-265-6595
【若林忠宏:プロフィール】
1956年、元文学座俳優の父、ピアノ教師の母の下、東京に生まれる。1972年中学三年の時に、民族音楽と出会い自作楽器で独学を始める。高校入学直後にインド弦楽器シタールを入手し、その年、池袋に一店のみだったPARCOと、Live-Houseの原点だった「渋谷ジァン・ジァン」で日本初の民族音楽演奏家としてプロ・デビュー。以後、世界中の民族音楽で大小1500回以上演奏。
1978年に都下吉祥寺に日本初の民族音楽ライブスポットを開店、1990年には、日本初の民族楽器専門店を開店、それぞれ20年、10年続け、1999年に閉店。その後は、日本の伝統邦楽修行に邁進するが、「民族楽器音の辞典」CD90枚の製作依頼を受け、一年足らずで中断。
在京各国大使館での演奏、TV-C.M.、ポップス・アーティストの録音に参加。「タモリの音楽は世界だ(二回)(二回目は北島三郎さんと共演「与作」をインド楽器で伴奏)」「タモリ倶楽部(四回)」「題名のない音楽会(二回、二回目はソロ)」「開運なんでも鑑定団(特別鑑定士)」「なるほどザ・ワールド」などに出演。
1980年インド・ラクナウ市にて日本人初リサイタル。1984年ペシャワールのアフガン難民児童医療団慰問演奏。の他、タイ、マレーシア、ウズベキスタン、中国、スペインなどで音楽研修。来日民族音楽演奏家との共演の際にレッスンを受け世界中に数十人の師匠を持つ。
「アジアを翔ぶシターリスト(大陸書房:絶版)」「民族楽器大博物館(京都書院:絶版)」「民族音楽を楽しもう」「世界の師匠は十人十色」「アラブの風と音楽」(以上ヤマハ出版)。「もっと知りたい世界の民族音楽」「民族音楽辞典(日本初)」(以上東京堂出版)。「スローミュージックで行こう(岩波書店)」「民族楽器を演奏しよう(明治書院:学びやぶっく)2009年6月」「まるごと民族楽器徹底ガイド(YAMAHA)2010年2月新刊」などの他、共著もある。
2008年春「民族音楽紀行:アジア巡礼編」2009年秋「アフリカ編」、2010年9月「カリブ・中南米編」の15から16回連載を「西日本新聞」文化面に連載。
2005年に「民族音楽センター九州」を立ち上げ、太宰府国博、アクロス福岡などで演奏。2010年3月には、北九州小倉にて「民族音楽セラピー教室」を開講。自閉症の子どもとその母親に母子で学ぶ民族太鼓レッスンで、コミュニケイションの育成を促している。2010年7月には、北九州若松港の「わかちく資料館」で民族音楽ライブ。10月には、福岡市博多区住吉神社能楽殿にて「住吉神社式年遷宮大祭」の一環でインド音楽リサイタルを行う。2011年1月は、柳川市でタンゴ・ピアニストと共演。福岡県各地での音楽活動を展開中。
2011年3月11日には、博多筥崎宮にて「チベット動乱追悼イベント」で演奏。3月23日には北九州市小倉で「スーダン難民救済イベント」。5月には、アクロス福岡、筑紫野文化会館にて「東日本大震災チャリティーイベント」に出演。
2012年3月11日には、福島県小名浜海岸で行われた、東日本大震災追悼集会にて演奏。
2008年春に福岡市南区数カ所に、自宅、楽器倉庫兼シェルターを借り、猫45匹(東京から13匹、福岡で野良家族を保護)と膨大なレコード、文献、民族楽器(名古屋、耶馬渓、福岡市高砂と合わせて2500点以上)と共に移転。念願の楽器修理・製作工房、昆虫飼育、淡水魚飼育、昆虫と人間の為の無農薬自家菜園を始める。
音楽拠点の東京、福岡以外でも、新潟、長野、兵庫、広島、名古屋に「民族音楽センター(準備室)」島原、長崎に「民族音楽センター」を設立し、「民族音楽は方言だ」の持論を主旨に、全国各地の「文化・個性を活かした」「土に根を張った民族音楽」の紹介活動を展開中。
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