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コンラート・グラーフ

[オーストリア共和国]
製作年:ウィーン 1834年
サイズ:全長=223㎝、幅=126㎝、高さ=86㎝
音域:C₁~g⁴、80鍵

ベルとドラムを奏でる「トルコ式ペダル」を含む5本のペダルをもち、ショパン、シューマンといった多くの作曲家たち、特に晩年のベートーヴェンに愛用されたピアノです。

トルコ式ペダル
18世紀初頭にトルコの軍楽隊がヨーロッパで注目を集めました。特徴は管楽器の他に、太鼓やシンバル、トライアングルなどの打楽器が用いられ、ビートの効いたリズムは後のヨーロッパの音楽に大きな影響をもたらしました。その時代に製作されたピアノに導入されたのが「トルコ式ペダル」です。5本あるペダルのうち、一番右のペダルが「トルコ式ペダル」で、このペダルを踏み込むとピアノのケースの中にあるベルが鳴り、響板をバチでたたくことによって太鼓の音を出すことができます。ハイドンの交響曲100番「軍隊」やモーツアルトやベートーヴェンの「トルコ行進曲」などトルコの軍楽隊の要素が取り入れられています。

本館展示中

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