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ボローニャ・チェンバロ

[イタリア共和国]
製作年:ボローニャ 1680年頃
サイズ:全長=198㎝、幅=85.5㎝、高さ=91㎝
音域:B₁~f³、55鍵

ヴェネツィア派による絵画が描かれ、脚にはロココ調の彫刻が施されています。また、側板には田園風景の装飾に赤い漆が使われています。脚台には金色の花のモティーフが彫刻された帯飾りを備えた美しいチェンバロです。

13~14世紀頃、プサルテリウム(10世紀にトルコで作られた弦をつめで撥く楽器)にキーアクションをつけて弦を撥く方法が考え出されました。これがチェンバロの元祖です。パイプオルガンのメーカーが作る場合が多く、4‘、8’、16’、などの様々な音を組み合わせて華麗で多彩な音色および自在な音量が得られました。ベルギー、イギリス、オランダ、フランス、イタリアなどで優れた製作者たちが数多くの名器を生み出し、チェンバロの全盛時代を築きました。ピアノの直接の先祖ですが、ピアノの普及によって、18世紀の末に急速にその数が減少しました。

西日本館展示中

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