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2015.02.05

西日本館「古典派からロマン派へ」-19世紀のピアノへの誘いを開催します。

民音音楽博物館では、日ごろから古典ピアノの実演を行い、西洋音楽が歩んできた歴史の一端を楽器の音色を通して紹介する案内を行っていますが、今回の文化講演会では専門家によるお話と演奏でさらに深い理解と感動をお届けします。

19世紀後期のピアノ「エラール(1852年頃)」を使用し、名曲が数多く生み出された当時のピアノの魅力を紹介します。

【日時】
2015年5月9日(土)14:00開演

【会場】
関西国際文化センター6F コスモホール
(神戸市中央区浜辺通6-3-16)

【参加費】
無料

【演奏・お話】
上野 真(ピアニスト・京都市立芸術大学音楽学部准教授)

カ-ティス音楽院にて、故J.ボレット、G.グラフマン両氏に、ザルツブルク・モーツァルテウムにて故H.ライグラフ氏に師事。また故ミエチスラフ・ホルショフスキー、レオン・フライシャー、故エドワード・オードウェル、故フェリックス・ガリミール、故ロザリン・トゥーレック、アンジェイ・ヤシンスキ、故ジェイコブ・ラタイナー、ラドスラフ・クヴァピル各氏から様々な音楽的助言を受けている。メリーランド、ベーゼンドルファー=エンパイア、ジュネーヴ、オルレアン20世紀、リヒテル等の国際コンクールで入賞。アメリカ合衆国、ドイツ、チェコ、ベルギー、オランダ、ラトヴィア、ロシア、ノルウェー、フランス、オーストリア、ポーランド、メキシコ、トルコ、タイ等で演奏を行う。
近年は19世紀から20世紀初頭の歴史的楽器によるレコーディングに力を入れている。オクタヴィア・レコードと若林工房より、リスト「超絶技巧練習曲全曲」(2004)、「ドビュッシー・バルトーク・ストラヴィンスキー作品集」(2006)、「ヘンレ版によるソナチネアルバム集」(2010)、1820年製マテーウス・シュタインと1816年製ブロードウッドを使った「ベートーヴェン・ワルトシュタイン&熱情&幻想曲」(2011)をリリース。2013年には、1925年製ニューヨーク・スタインウェイを使用した「ラフマニノフとドビュッシー」、そして1846年製プレイエルと1852年製エラールを使用した「ショパン・ソナタ集」を発表。2014年秋には1852年製エラールを使用したリスト作品集「巡礼の年第2巻とヴェネチアとナポリ」、またNAXOSレーベルからフルーティスト瀬尾和紀とのモシェレス作品のCDをリリースした。現在は京都市立芸術大学音楽学部准教授。名古屋音楽大学客員教授、桐朋学園大学院大学特別招聘教授としても後進の指導に当たっている。日本音楽コンクール、宝塚ベガ音楽コンクール、松方ホール音楽賞等国内主要なコンクールの審査員を務め、海外でもマスタークラスを行うなど、教育的活動にも力を入れている。
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