音楽博物館

民音創立40周年記念特別展

展示風景 真実の世界平和の基盤を築くのは、民族や国家、イデオロギーを超えた、人間と人間の交流による相互理解であり、そのためには音楽、文化、芸術、の交流が最も重要である――。

とは、民音を創立した池田大作創価学会インターナショナル会長の一貫して変わらぬ信念であり、民音の理念としている指針です。


民音は、1963年10月18日に創立し、本年(2003年)、おかげさまで40周年を迎えることができました。

「庶民が下駄履きで行けるコンサート」を掲げ、民衆のための“音楽の広場”を提供し、全国各地で6万回を超える公演と世界90カ国・地域との文化交流を続けながら、創立者の精神を発信し続けてまいりました。

これもひとえに、全国の民音推進委員の献身的なご尽力と、120万人の民音賛助会員をはじめ、多くの方々の賛同によるご支援の賜と深く感謝申し上げます。

この度、創立40周年を記念する特別展を開催するにあたり、民音の音楽文化事業の歴史を紹介するとともに、創立の理念を再確認し、更なる民衆文化の興隆に一層の力を傾注したいと決意しております。

創立者は、かつて対談された世界的なバイオリニスト、メニューイン氏の「音楽は混沌から秩序をつくりだす」との言葉を引用し、次のように語りました。

「テロや暴力が渦巻く混沌の時代だからこそ、人類の心を融合させ、平和の秩序を創り出す音楽の力は、いやまして重要になってきている」と。

私ども民音は「音楽」「芸術」そして「文化」の絶えざる交流こそが、「平和」への人類的連帯を創り出す唯一の道であると確信し、40周年を期して、一段と世界の国々との文化交流を促進してまいる所存です。

本日はご来場、まことにありがとうございます。
2003年12月11日
  財団法人 民主音楽協会

この度、財団法人 民主音楽協会の創立40周年を記念し、民音文化センター展示スペースにおきまして、特別展を開催する運びとなりました。本展示は、民主音楽協会の40年間に亘る各種文化事業を幅広く紹介する内容となっております。
皆様に、是非ご高覧賜りたくご案内申し上げます。
開催期間 : 平成15年12月11日(木)〜平成16年5月9日(日)
入場料 : 無料
展示内容 : 写真パネル、賞状・記念品、舞台衣装、楽器、他
会場アクセス・開館時間はこちら
日本の西洋音楽の向上に努めた大功労者で、小澤征爾氏の師匠でもあった齋藤秀雄氏が生前に使用していた貴重なピアノが皆さんをお出迎えいたし ます。
これまで民音が国際的な音楽芸術家たちを招聘して行ったコンサートのチラシの展示です。
このような数々の公演を通じで文化交流を深めてきた。
オペラなどの貴重な舞台衣装を展示。
民音の40年間を紹介する、映像資料を上映します。