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京都レクチャー・コンサート「印象派というアート・シーン その音楽と色彩」

ごあいさつ

 京都文化博物館 別館は国の重要文化財・旧日本銀行京都支店の建物で、景観重要建築物のひとつとして保存公開されています。この明治時代に建てられた会場で、19世紀に活躍したドビュッシーなど印象派の作曲家の名曲を、当時のピアノでお聴きいただくことにより、これらの名曲が持つ新たな魅力を紹介したいと思います。
 この時代の音楽に造詣が深い上野真氏による演奏とお話しで、当時のピアノだからこそ再現できる“音楽の魅力”を発見して頂く機会となれば幸いです。
 結びに、本講演会の開催あたり、ご協力とご支援を賜りました関係各位の皆様に衷心より御礼申し上げます。

日時・会場

2014年3月18日(火) 18:30開演 (17:30開場)
京都文化博物館 別館ホール

演奏・お話

上野 真(ピアニスト、京都市立芸術大学音楽学部准教授)
使用ピアノ:エラール(1866年 パリ フォルテピアノ ヤマモトコレクション所蔵)

カ-ティス音楽院にて、故J.ボレット、G.グラフマン両氏に、ザルツブルク・モーツァルテウムにて故H.ライグラフ氏に師事。メリーランド、ジュネーヴ、オルレアン20世紀、リヒテル等の国際コンクールで入賞。アメリカ合衆国、ドイツ、チェコ、ベルギー、オランダ、ラトヴィア、ロシア、ノルウェー、フランス、オーストリア、ポーランド、メキシコ、トルコ、タイ等で演奏を行う。現代ピアノのみならず、19世紀から20世紀初頭の名器を使った活動も行っている。CD録音には、リスト「超絶技巧練習曲全曲」(2004)、「ドビュッシー・バルトーク・ストラヴィンスキー作品集」(2006)、「ヘンレ版によるソナチネアルバム集」(2010)、1820年製マテーウス・シュタインと1816年製ブロードウッドを使った「ベートーヴェンのピアノソナタ(ワルトシュタイン&熱情)と幻想曲」(2011)、1925年製ニューヨーク・スタインウェイを使用した「ラフマニノフとドビュッシー」(2013)、1846年製プレイエルと1852年製エラールを使用したショパン・ソナタ集のアルバム(2013)がある。2014年もNaxosレーベルから複数のCDリリースが予定されている。今後のユニークな活動が期待される現在最も注目度の高いピアニストの一人である。現在京都市立芸術大学音楽学部准教授。

参加費

無料(事前に申込みが必要)

申込み方法

往復ハガキに ①お名前(代表者)②郵便番号 ③ご住所 ④お電話番号 ⑤人数(表記の無い場合は1名と数えます)を明記の上、下記住所までお申込み下さい。(1通につき2名様までお申込み可)
※小学生未満のお子様のご入場はお断りいたします。
2月28日(金)当日消印有効 (申込多数の場合は抽選、当否は返信ハガキにて連絡)

お申込先

〒651-0083 神戸市中央区浜辺通6-3-16 関西国際文化センター3F
民音音楽博物館 「京都レクチャー・コンサート」係
お問合せ 民音音楽博物館 西日本館 078-265-6595

主催・後援

主催:民音音楽博物館
後援:産経新聞社、京都新聞