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2017.02.04

西日本館「民族の壁を超える音楽の力」を開催致します

“ヨーロッパの火薬庫”と呼ばれ民族紛争の真っただ中にあったバルカン半島に2004年から身を置き、オーケストラの指揮者として活躍する柳澤寿男氏。セルビア人、アルバニア人、マケドニア人をはじめとする多民族オーケストラ、バルカン室内管弦楽団を自ら設立し、対立する各民族の居住区や国で演奏会を成功させた様子は、TV等でも紹介され感動を呼びました。

 そのバルカン室内管弦楽団は本年、設立10周年。異国の地で国民性の違いに戸惑いながらも素晴らしい出会いを重ね、音楽を通して対立する民族と民族をつなごうと今も奮闘を続ける柳澤氏に、数々の現場で感じた“音楽の力”について、様々なエピソードを交えながら語って頂きます。どうぞご期待ください。

【日時】2017年4月8日(土)2:00p.m.開会

【会場】関西国際文化センター6Fコスモホール

【講師】柳澤寿男(指揮者、バルカン室内管弦楽団音楽監督)

【参加費】無料(事前申込が必要)

【申込方法】
往復はがきの「往信用」裏面に ①氏名(代表者) ②郵便番号 ③住所 ④電話番号 ⑤人数(1通につき2名様まで。未就学児童は入場不可。表記の無い場合は1名とする)を明記。「返信用」の表にも住所、氏名を記入の上、下記までお申込み下さい。

3月8日(水)当日消印有効
(応募多数の場合は抽選の上、当否を返信はがきで連絡します)

【申込先】
〒651-0083 
神戸市中央区浜辺通6-3-16
関西国際文化センター3F
民音音楽博物館「4月文化講演会」HP係

【お問合せ】民音音楽博物館 西日本館  078-265-6595

【主催】民音音楽博物館

【プロフィル】
柳澤 寿男(やなぎさわ としお)

2000年東京国際音楽コンクール(指揮)第2位。以降、新日本フィル、日本フィル、東京都響、東京響、東京フィル、シティフィル、札幌響、仙台フィル、群馬響、アンサンブル金沢、名古屋フィル、京都市響、大阪フィル、関西フィル、兵庫芸術管、九州響などに客演。2005年マケドニア旧ユーゴ国立歌劇場首席指揮者に就任。2007年暫定政権下のコソボフィル首席指揮者に就任。またサンクトペテルブルク響、プラハ響、フラデツクラロヴェ響、サラエボフィル、セルビア放送響、ベオグラード国立歌劇場、アルバニア放送響 などに客演。旧ユーゴの民族共栄を願いバルカン室内管弦楽団を設立。
2009年コソボ北部ミトロビッツァ市においてコソボ紛争後初となるセルビア人、アルバニア人、マケドニア人の文化交流を実現。2010年、ニューヨーク国連総会に付随するバルカンリーダーズサミットで演奏。2011年、教育を受けないアルバニアのロマ民族の子供たちと共演。これまでにウィーン楽友協会ホールをはじめ、ニューヨーク、ジュネーブ、東京、京都、ベオグラード、サラエボなどでコンサートを開催。
2015年からはWorld Peace Concertを世界各地で開催し、諏訪内晶子氏、清水和音氏、ペーテル・ヤブロンスキー氏などと共演。2016年ジュネーブ国連欧州本部(主催:在ジュネーブ日本政府代表部)公演を実現。

現在、バルカン室内管弦楽団音楽監督、コソボフィル首席指揮者、セルビア・ニーシュ響首席客演指揮者、ベオグラード・シンフォニエッタ名誉首席指揮者。

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